家の玄関に使うようなしっかりとした鍵ではなく、プラスチックでできたおもちゃの鍵穴でも、鍵屋さんは修理できるものなのでしょうか?ああいうところは金物屋なので、店に持って行ったところで「プラスチックなんて無理だよ」と断られるんだろうなとは思いますが、鍵職人の技術として可能なのかどうなのか、というところが気になります。プラスチックであれ金属であれ、鍵であることには変わりがないわけで、鍵の仕組みさえわかれば鍵屋さんにとっておもちゃだろうとプラスチックだろうと修理できるんじゃないかな、と。
ただ、実際におもちゃの鍵を直してもらおうと思ったら、鍵屋さんよりもおもちゃ屋さんなのかもしれませんね。鍵の修理としてではなくておもちゃの修理として扱ってもらうのが一番正しいのでしょう。鍵屋さんにおもちゃの鍵を持って行っても相手にしてもらえないだろうというのももちろんですが、製品としては「鍵」というより「おもちゃ」でしょうから。
逆に、鍵屋さんはプラスチックでも「鍵」という括りになるものであれば修理可能なのかなと。そもそもプラスチックの鍵があるのかは知りませんが、おもちゃではなく鍵と言えるくらいしっかりした作りのプラスチック製鍵であれば、相談してみる価値はあるのかもしれませんね。
ちなみに、所詮おもちゃだからと思って自分でおもちゃの鍵を分解していじろうとしましたら、意外と難しいんですよアレ。作り自体は単純で簡単なものではあるものの、鍵(おもちゃでも)としての性能を発揮しそれを保つためには、瞬間接着剤やテープなどによる単純な修理ではすぐにまた壊れてしまうんです。プラスチックそのものの加工ができる環境でないと、ちゃんとした修理は無理ということですね。日本のおもちゃメーカーの凄さを地味に痛感しましたよ。